ひなまつり

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3/3は、ひなまつりです。

桃の花が咲く頃であることから、桃の節句とも呼ばれます。

江戸時代からひな人形が飾られるようになり、安土桃山時代天正年間以降の節句の祓にひなまつりは行われるようになったと言われています。
歴史的な背景から、3/3に行うのではなく、別の日に行う地域もあるようです。

江戸時代に、ひなまつりは五節句の1つとして祝日として存在していたようですが、1873年にひなまつりを含んだ五節句の祝日は廃止となり、その後、最終的に5/5の端午の節句をこどもの日の祝日と制定したようです。
全国的に温暖である5月というのが大きな一因になったのだとか。。

ひな人形は、古くから嫁入り道具の1つとされていました。
そのため、母方の実家から贈ることが一般的とされていましたが、現在では家庭により異なっています。

代々伝わっているものや遠方から嫁いできた時に持ち込まれたものもあるため、全部が全部当てはまらないかも知れませんが、大まかには、関東地方と関西地方と二分され、飾り方、それぞれの人形の形や持ち物が異なっています。

言い伝えとしては、ひなまつりが終われば、すぐにひな人形を片付けなければ婚期が遅れるといったことが現代に伝わっています。
旧暦の場合、梅雨が近いため、すぐに片付けなければ、人形や絹製の細工物に虫喰いやカビが生えるため、また、地域によっては、おひな様は春の飾りものであり、季節の節できちんと片付けるなど躾の意味から来ているとも言われています。
その他、別の風習としては、関西では、ひなまつりに台所の使い方を子供に教える風習があったようです。

地域により多種多様ですね。