梅雨明け

毎年、気象庁から梅雨入り、梅雨明けの予想が発表されます。
今年の予想では、最も梅雨明けの遅い地域でも7月末にあけると言われています。

梅雨と言えば、長雨ですが、長雨により体調を崩されたことはないでしょうか?
人によっては、頭痛、めまい、だるさ、むくみといった症状を感じるようです。

気圧の乱れによって発生する痛みを、天気痛、低気圧不調と言い、気圧、風、湿度、日照時間、降水量、雷といった気象による変化によって体に不調が発生することを気象病と言います。

雨とは限らず、曇りでも言えることで、気圧による変化でこういった症状を感じられる方も少なくありません。
日頃から、気象予報などをチェックするのが良いでしょう。

辛い状況であれば、病院に掛かりましょう。
頭痛薬などを持ち合わせる方もいらっしゃいますが、自分に合った解決方法が見つからない方もいらっしゃいます。
まずは、体を休め、十分な休息・睡眠を取るよう心がけましょう。

気象病が発生するメカニズムは複雑です。
また、気圧の微妙な変化で感じるものは人それぞれです。

予防や改善のために出来ることとしては、先述にある休息や睡眠以外にも、生活リズムを整えることも大切です。
また、適度な運動、朝に熱めのシャワーを浴びる、夜は朝に比べてぬるめのお湯にゆっくり浸かるのもお勧めです。
就寝3時間前までには夕食を終えるようにし、温かいものや野菜中心のメニューが良いでしょう。
運動が出来ない場合は、マッサージ、ツボ押しでも対策可能です。
交感神経と副交感神経について理解することで、セルフケアが出来ます。

ストレスを感じやすかったり、生活習慣が乱れていたりすると、自律神経が乱れやすいと言われています。

自律神経を整えるのに最適な食べ物は、炭水化物、乳製品、肉、魚、大豆、刺身、レバー、納豆、ハーブティー、ガム、カルシウムを含む食材、食物繊維などが挙げられます。

天気痛、低気圧不調、気象病の有無に関係なく、日頃から食べ物に気を遣うことが出来たら良いですね。
季節の変わり目は、体調を崩しやすいため、十分に気を付けていきましょう。