東京2020オリンピック開幕!!

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明日7/23より、東京2020オリンピックが開幕します。

オリンピックとは、4年に一度開催される世界的なスポーツの祭典。

コロナ禍で開催されるかどうかが議論され続けてきましたが、様々な制限などはあるものの開催の運びとなりました。

食について、クローズアップして見たいと思います。

2012年に開催されたロンドン大会では、実に2443トンの食品が廃棄されました。
同大会、2016年開催のリオ大会においても食品ロスを減らすための取り組みが実施されており、フェアトレードやオーガニック食材の活用などもなされました。

食品ロスの削減を目指したものの、結果は、なかなか満足のいくものには至らなかったのです。

ロンドン大会を振り返ると、選手村では1日5回の食事が提供され、ある一定の時間で処分されるという仕組み。

今年の東京大会と比べると約8℃程東京が気温が高く、食の管理がさらに厳しい環境であると言えます。

予定では、選手やスタッフなどへ1日合計およそ59,500食が提供されるうち、45,000食が提供されるメインダイニングではビュフェスタイルで食事を提供されるとのこと。

東京オリンピック2020を前に、2018女子バレーボール世界選手権ラグビーワールドカップ2019で、食品ロス削減に効果的な啓発手法の検証が行われており、ビュッフェ会場に、食べ残しを警鐘するポスターやPOPを掲示することで、食べ残しの軽減に繋がったという結果に至っています。

世界各国から多くの人々が訪れるオリンピック。
オリンピックをきっかけに、改めて私たちの日頃の暮らしにおいて、適量を作る・売る・買う・食べるといったことを深く考えていくことが大切ですね。