チャーガの取扱説明書
チャーガは真菌、きのこの一種です。
チャーガは様々な食品に加工されますが、サプリメントとしては比較的稀です。
それは、真菌の性質が腸に吸収されにくいためです。
きのこは本来、お湯、アルコール、または発酵抽出物に分散されることでのみ、より腸に吸収されます。
チャーガは、メラニン色素を多く含んでいます。
チャーガの色は、明るいオレンジからダークブラウンまで様々です。
太陽にさらされると外側は真っ黒になり、内側は明るいオレンジになります。
色が濃いものは、粉砕前にきのこが剝がれなかったことを示しています。
チャーガには、高濃度のシュウ酸塩が含まれていることから、カップで飲まれる際は、多くても1日2杯までが理想とされています。
メラニンは強力な抗酸化物質であり、チャーガは、あらゆる食品の中で最も高い酸素ラジカル吸収能(ORAC)を持つ食品の1つと言えます(ORACとは、活性酸素消去能を数値化したものです)。
選び方としては、オーガニックの物が良いです。
業者で加工されたものを選ぶのが安心ですが、ご自身で採取し摂取される場合は、使用前にチャーガにひと手間加える必要があります。
華氏110度から115度のオーブンに24時間入れ、乾燥させます。
黒くなった皮を取り除き、目の細かいおろし金ですり下ろします。
チャーガの保管は、密閉容器に入れましょう。
冷蔵庫または冷凍庫に保管するのが理想です。
カビの臭いや胞子を目にした場合は、廃棄してください。
冷凍庫保管の場合、最大2年間保てる場合があります。
持病などをお持ちの方は、医師にご相談の上、摂取の可否をご判断いただくのが望ましいです。
ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントが推奨するきのこのパワー
2004年から2011年まで、ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントとして活躍された、エリカ・アンギャルさん。
ミス・ユニバース・ジャパンに過去選出された、知花くららさん(2006年世界2位)、森理世さん(2007年世界1位)をはじめとする、世界一の美女を目指すファイナリスト達に「美しくなる食生活」を指南した方です。
エリカさんは、免疫力アップが期待出来るきのこ類を用いた料理など、数多くの料理レシピなどを公開しており、好評を得ています。
日本料理でもよく活用される椎茸、舞茸などのきのこ類は、栄養価が高く、免疫力を高めてくれる食材として知られています。
特に海外では、きのこの中でも薬用きのこと呼ばれる霊芝やチャーガは、スーパーフードとして人気があります。
これらはコーヒーと配合され、メディカルマッシュルームコーヒーミックスとしても販売されています。
きのこに含まれるβ-Dグルカンは、多糖類を含みます。
研究により、これらは特定の免疫細胞を活性化し、病原体と戦い、感染から体を守ることが分かっています。
きのこは、血清IgA(免疫グロブリンA)と呼ばれる物質を増やし、消化器系の粘膜に存在する天然の抗体の役割をします。その他免疫力を助けるビタミンなども多く含有しています。
きのこの中でも一番とも言える効果が期待出来るチャーガは、古くから世界中で親しまれており、免疫系においても働きを助けます。日本では、ロシア産のものが多く摂取されています。
季節の変わり目は一般的に風邪を引きがちですが、こういった食材を取り入れることで、補っていけると良いですね。
きのこの中でもチャーガにしか含まれていない物質、リグニン。
和名 カバノアナタケの名前で知られるチャーガは、風邪などのウイルスを抑制する効果が実証されています。この研究報告は、1995年の第五十一回北海道公衆衛生学会で発表されました。
きのこの中でもチャーガにしか含まれていない物質、リグニン。
リグニンとは食物繊維のことで、リグニンが活性酸素を抑制し、免疫力を高める働きをします。
リグニンの他、元々チャーガには免疫を高める有効成分が豊富にあることが知られています。
それは、きのこに広く含まれる多糖類である、βグルカン。
βグルカンは、優れた免疫賦活作用があることが確認されています。
きのこに含まれるβグルカンのほとんどは水溶性ですが、チャーガに含まれるβグルカンは水溶性と不溶性と2つのパターンが存在するため、体内に吸収されやすいという利点があります。
また、チャーガには、SODと呼ばれる活性酸素を除去する力を持つ酵素があり、その含有量は、他のきのこに比べて飛び抜けています。
SODは、加齢とともにSOD活性が低下していきます。
老化の原因の一つとも言われていますので、普段から意識してSODを摂取出来れば良いですね。
活性酸素を減らす努力をし、いつまでも若々しく健康体でいられるよう健康を心掛けましょう。
5000年前の男が持っていたチャーガ
タイトルを見て、何のことかなと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「5000年前の男」という著書の中でも紹介されていますが、1991年、オーストリアとイタリアの国境近くのイタリア領南チロル自治州はハウスラフヨッポの標高3210メートルの地点で、凍結した新石器時代のミイラが完全な形で発見されました。
ミイラは紀元前3300年頃に生きていた男性で、携帯品や服の断片から、弓矢、斧、リュックサック、白樺樹皮製の器、短剣、牛草製の袋付きベルト等様々発見され、中でも興味深かったことは、チャーガも発見されたことです。
専門家の鑑定結果によると、遺体の左手首に紐跡があることから、左手首に巻き付け、チャーガには抗生物質が含まれているため、おそらく治療目的で携帯していたのではないかと堆定されました。
この発見から、チャーガは5000年前の新石器時代より、人々に薬効として活用されていたことがうかがえます。
患者の体力を増強させ、ウイルスの抑制効果が実証されているチャーガ。
キノコの中でもカバノアナタケにしか含まれていない成分がリグニンで、食物繊維を指します。
ウイルスの増殖を抑えるリグニンを摂取することで、免疫力(病気から身体を守る力)が高まります。
世界中で古い時代より、チャーガは愛されてきたのですね。
チャーガは、抜け毛に効果的!?
頭髪などの抜け毛に悩まされクリニック通いをした結果、クリニックからチャーガ茶を勧められたといった記事を、最近よく目にします。
それは、チャーガの免疫力における一定の評価と、無添加で飲みやすく、続けやすいことからきているのではないかと想像します。
チャーガには、β-グルカンなどのIGF-1が多く含まれており、これが免疫細胞を活性化させ、免疫力を増強させる作用だと言われています。また、チャーガに含まれるβ-グルカンの量は、他のきのこに比べると、吸収率も高くなっています。
3か月試してみて、新たな産毛が生えてきた、風邪を引きにくくなった、手足が温まってきたといった健康効果が報告されています。
チャーガの三大要素は、β-グルカン、SOD(抗酸化酵素)、水溶性リグニンです。
β-グルカンについては先に述べましたが、SODは人の体内にもすでに存在しており、加齢と共に酵素は減少していきます。
そこで、チャーガを摂取することで、活性酸素を無害化する働きを
するSODを補うことが出来ます。
チャーガに含まれるSODは、ほうれんそうの約20倍、アガリクスの2倍とも言われています。
そして、水溶性リグニンですが、食物繊維と言えば分かりやすいでしょう。
ポリフェノールの1種でもあります。
不溶性で高分子のため、本来は人の細胞内に入っていくことはありません。
チャーガの持つ白色腐朽菌によって水溶性へと変化するため、チャーガを摂取することで体内に浸透しやすくなります。
また、水溶性リグニンは、脂肪の働きを促進させる効果が期待でき、ダイエットにぴったりな物質とも言えます。
チャーガがもたらす健康上の利点6選
一般的によく飲まれるお茶としては、日本茶、紅茶、ハーブティーなどが挙げられます。
お茶は、あなたの気分を落ち着かせ、リラックス効果や不安などから解放される効果が期待出来ます。
そんな、心身共に安らぎを与えるお茶。
継続して飲みやすくもあります。
また、健康的なお茶として知られるのが、チャーガティーです。
チャーガは、主に、ロシア、アジア、北米、北欧などの極寒の地、深い森の白樺の木々に自生します。
現代社会では、ストレスなどにより、お肌やホルモンバランスを崩してしまいがちですが、スーパーフードと呼ばれるチャーガには、アダプトゲンがたっぷり。
まさに、救世主と呼ぶに相応しい天然の食品と言えます。
アダプトゲンの主な役割は、抵抗力や免疫力向上、ホルモンバランスの促進、身体機能の正常化です。
ストレスホルモンとして知られるコルチゾールの数値を調整し、ストレスを抑制、落ち着かせます。
それでは、6つに分けて、チャーガ摂取による健康上の利点を述べていきます。
1.血糖値を制御
2006年に実施されたラット研究によると、チャーガを8週間ラットに与えた結果、血糖値が低下しました。
人に対しての研究結果はまだ発表されていませんが、このことは、人にも適応し得る可能性を示唆しています。
2.悪玉コレステロールの軽減
チャーガには、低密度リポタンパク質(LDL)、いわゆる悪玉コレステロールを減らす可能性のある多くの抗酸化物質が含まれています。
3.抗ウイルス、抗炎症作用
チャーガには、サイトカインの形成を促進する効果が期待出来ます。
サイトカインは、免疫系の化学伝達物質です。
これらは、様々な病気に対する免疫系の最初の防御線である白血球を刺激するのに重要な役割を果たすタンパク質です。
有害なウイルスとの戦いにより、長期的な炎症を軽減させるのに役立ちます。
4.抗酸化作用などの生理活性を促進
チャーガには、腫瘍細胞を自己破壊させるトリテルペンが含まれています。
細胞の損傷などを防ぎます。
5.ストレス軽減
チャーガに含まれるアダプトゲンは、感情的、肉体的なストレスを軽減させ、落ち着くのを助けます。
6.老化防止
酸化ストレスは、しわ、肌のたるみ、白髪などの老化の物理的な兆候を引き起こします。
紫外線などの損傷源にさらされると、活性酸素・フリーラジカルが多くなり過ぎ、体が中和出来なくなり、皮膚の老化プロセスが加速します。
チャーガは、老化のプロセスを助長させないための抗酸化物質を多く含み、酸化ストレスから体を守ります。
理論的に、より多くの抗酸化物質を体に供給することで、老化プロセスを遅くさせる効果が期待出来ます。
いかがでしたか。
チャーガは、スーパーフードとしての無限の可能性を秘めています。
チャーガをまだ試されていない方は、是非試してみてくださいね。
チャーガティーとしてお飲みになれば、身体も温まり、気分も安らぐことでしょう。
ニューヨークのChugaChaga社のチャーガティー
先日、ロンドンのFungtnのチャーガで醸造されたお勧めラガー(https://an-media.hatenablog.com/entry/2020/12/27/000000)をご紹介させていただきましたが、今回は、 ニューヨークのChugaChaga社のチャーガティーをご紹介します。
ChugaChaga社には、オリジナル、ピーチ、ゼロシュガーの3つのフレーバーのチャーガティーがあります。
SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)、メラニン、多糖類等を含む、ボトル入りティードリンクです。
ティーバッグにしない理由は、貴重なビタミンやミネラルを最大限活用するため。
醸造し、瓶詰めにすることで、環境に配慮し、直ぐ飲めるチャーガティーをより身近に感じてもらえるのではないかと創立者は考えます。
1ボトル当たり99カロリーで、低カロリーです。
その昔、人々が食する食品は全てオーガニックの物でした。
人が進化するにつれ、食事も変化していきました。
このチャーガティーは、100%の野生のチャーガで採られた自然派食品です。
身体に栄養を与えつつ、味覚としても満足のいく商品です。
「薬用きのこの王様」として知られるチャーガには、免疫システムを強化し、ストレス軽減させ、抗酸化作用があります。
マサチューセッツ、ニューヨーク、カリフォルニアにオフィスを構える、飲料指向の大手メディア企業のBevNET.comで、ChugaChaga社が紹介されています。
https://www.youtube.com/watch?v=XdHvJz5HaY0
チャーガティーの飲み方も紹介しています。
https://www.youtube.com/watch?v=4iJLizkc2D4