11月のシベリア

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早いもので2020年も残すところ、約2か月となりました。
11月ともなれば、大陸の高気圧が次第に勢力を強め、日本列島に寒気をもたらせます。
同時期、チャーガの生息地として知られるシベリアは、内陸部ほど気温が下がり、冬の平均気温は-20℃以下になる地域も出てくるほど。近年では、-50℃を記録しており、世界で最も寒い地域の一つと言われています。

そんな極寒の地で、チャーガは育ちます。
白樺の木々に自生し、15~20年ほどの歳月を掛けて厳しい環境下を生き続け、最終的には白樺の栄養を全て吸い取り、白樺の木を枯らしてしまうほどです。

チャーガは主に、活性酸素の働きを抑える抗酸化酵素であるSOD酵素ポリフェノール、β-D-グルカンなどの栄養を豊富に含みます。
免疫力を向上させる効果や、アガリクスの20倍~30倍とも言われる、人々の万病の素となる活性酸素を除去する作用のSOD活性効果により、老化の防止に効果的です。

白樺の木々、2万本に対し1本しか見つからない程貴重で、シベリアでの収穫時には森の奥深いところを分け入り捜索します。日本に至っては、現代ではなかなか見つけ難いものになってきています。その希少性から、「森のダイヤモンド」と呼ばれ、スーパーフードの代表格として名高く、世界中の人々に愛されています。

arcticnatural.com

健康志向の普及により、チャーガの需要が急成長!

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お鍋の美味しい季節となり、いつも以上に食卓にきのこがのぼる機会が増えて来ていると思いますが、実際に健康上においても、きのこの摂取は利点があり、世界中で広く消費されています。

きのこ自体は低カロリーであるため、しばしばダイエットに用いられることも多く、また、風邪などのウイルスを体内に取り込まないよう免疫力を高めることから、積極的に取り入れる人が増えています。

全体的な栄養が見込め、健康的なライフスタイルを促進するのに役立ちます。

きのこの中でもチャーガは、飛び抜けて高い栄養価を保持しています。

免疫抵抗力を増加させるSOD(抗酸化酵素)が多量に含まれていることから、その需要も高まって来ています。 

チャーガ市場は、今劇的に変化しています。

オーガニックの製品に対する消費者の需要が高まっており、アンチエイジングにおいても研究が進められています。アンチエイジングには、抗酸化作用が必要不可欠です。 

薬用きのこは、健康に多大な利益をもたらし、古くからいくつかの病気の治療に活用されてきました。チャーガは、健康食品として加工されることを期待されています。

実際、様々な食品に加工されることが多く、2016年12月には、ニューヨークを拠点とする飲料メーカーであるChugaChaga社が、健康志向の消費者向けに、お茶の飲み物の販売を開始しています。ピーチやクラシック、無糖など、様々な味が楽しめます。

このように、健康飲料の需要の高まりは、近い将来市場の規模を拡大していくと予測されます。

チャーガの持つ美容効果とは?

チャーガ美容効果をご存じですか?

チャーガの主な成分

チャーガとは、和名でカバノアナタケと呼ばれるキノコです。

きのこと言っても、皆さんが普段食しているきのこのイメージのものとは大きくかけ離れていて、幹に自生するこぶのような黒いキノコを指します。

あまり聞き慣れない名前かもしれませんが、実は、スーパーフードでもあるんですよ。

チャーガは、寒い地域、中でも極寒の地域に主に生息しています。日本では北海道等の限られた場所に生息しており、食品として加工されるものはロシア、北欧、中国産のものがほとんどです。

白樺の木に寄生し、10~15年ほどの年月を掛けて、成長します。

日本ではまだあまり馴染みのないチャーガですが、世界では古くから薬膳として用いられ、栄養価の高い食品としても認められています。 

生命力がそれ程凄いのだとか。

気になる健康効果ですが、抗酸化作用に優れており、免疫力を高めてくれ、健康、美容などに役立つことが分かっています。

2019年には、天然由来の「MRE成分」を配合した飲料の経口摂取によるアトピー性皮膚炎の改善および、肌のかゆみ・保湿力の改善が、一般財団法人日本臨床試験協会によるヒト臨床試験により認められたとのニュースもあります。

「MRE成分」とは、自然豊かな九州で採取された微生物を研究する過程で発見されたMRE菌により、チャーガ、キャッツクロー、田七人参、紅景天、アガリクス、霊芝、マカ、イワシ、フィッシュコラーゲン、キトサン、にんにく、冬虫夏草など12種類の生薬由来等の原材料を発酵分解してつくる、世界34カ国で特許を取得した自然免疫増強組成物(日本特許庁:2012年8月23日特許登録済)です。

「MRE成分」は、アレルギー症状と関連する免疫の暴走の抑制のほか、免疫の活性化などさまざまな可能性が期待されています。

2018年に同協会が行った、12週間の摂取前と摂取後の肌の経過を見た介入群(MRE成分経口摂取)の試験では、アトピーの改善が確認されています。

チャーガで始める健康管理、注視していきたいですね。同時に健康増進で「中から美しくなる」効果も期待できます。MRE成分、抗酸化力が高い成分は老化に伴うシミやシワなどを抑えるといわれています。メラニンは太陽光線のフィルター効果があり、非常に強い抗酸化作用があります。

スーパーフード、薬用キノコとして名高いチャーガ

前々回に引き続き、チャーガについて、気になる記事を見つけました☆

ニューヨークに所在するTMRブログより。。

 

チャーガ

ChagaBoxed



2015年1月、米国を拠点とするアダプトジェニックハーブのメーカーであるFour Sigmatics社が、免疫力アップを助けるチャーガを含んだコーヒーミックスの8つの飲料を発売。

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水にも油にも溶けるリグニンの驚くべき汎用性

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先日のブログでチャーガについて触れましたが、チャーガには、リグニン、たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン類、ミネラル類、フラボノイドなどがバランスよく含まれています。 

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希少なチャーガ

先日、アメリカとカナダのニュースLake Superior Newsでチャーガに関する記事を目にしました。

チャーガって何だろう??

そう思われた方も少なくないのかも知れません。。

日本ではあまり馴染みがないと思いますが、主には北米、北極圏、シベリア地帯、中国、日本の白樺の木々に自生するきのこのことを指します。

和名は、カバノアナタケです。

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チャーガ

(引用元: https://lakesuperiornews.com/Portals/0/EasyDNNNews/942/735600p508EDNmainimg-Pinetree_Line1.jpg)

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