健康志向の普及により、チャーガの需要が急成長!
お鍋の美味しい季節となり、いつも以上に食卓にきのこがのぼる機会が増えて来ていると思いますが、実際に健康上においても、きのこの摂取は利点があり、世界中で広く消費されています。
きのこ自体は低カロリーであるため、しばしばダイエットに用いられることも多く、また、風邪などのウイルスを体内に取り込まないよう免疫力を高めることから、積極的に取り入れる人が増えています。
全体的な栄養が見込め、健康的なライフスタイルを促進するのに役立ちます。
きのこの中でもチャーガは、飛び抜けて高い栄養価を保持しています。
免疫抵抗力を増加させるSOD(抗酸化酵素)が多量に含まれていることから、その需要も高まって来ています。
チャーガ市場は、今劇的に変化しています。
オーガニックの製品に対する消費者の需要が高まっており、アンチエイジングにおいても研究が進められています。アンチエイジングには、抗酸化作用が必要不可欠です。
薬用きのこは、健康に多大な利益をもたらし、古くからいくつかの病気の治療に活用されてきました。チャーガは、健康食品として加工されることを期待されています。
実際、様々な食品に加工されることが多く、2016年12月には、ニューヨークを拠点とする飲料メーカーであるChugaChaga社が、健康志向の消費者向けに、お茶の飲み物の販売を開始しています。ピーチやクラシック、無糖など、様々な味が楽しめます。
このように、健康飲料の需要の高まりは、近い将来市場の規模を拡大していくと予測されます。
チャーガの持つ美容効果とは?
チャーガ美容効果をご存じですか?
きのこと言っても、皆さんが普段食しているきのこのイメージのものとは大きくかけ離れていて、幹に自生するこぶのような黒いキノコを指します。
あまり聞き慣れない名前かもしれませんが、実は、スーパーフードでもあるんですよ。
チャーガは、寒い地域、中でも極寒の地域に主に生息しています。日本では北海道等の限られた場所に生息しており、食品として加工されるものはロシア、北欧、中国産のものがほとんどです。
白樺の木に寄生し、10~15年ほどの年月を掛けて、成長します。
日本ではまだあまり馴染みのないチャーガですが、世界では古くから薬膳として用いられ、栄養価の高い食品としても認められています。
生命力がそれ程凄いのだとか。
気になる健康効果ですが、抗酸化作用に優れており、免疫力を高めてくれ、健康、美容などに役立つことが分かっています。
2019年には、天然由来の「MRE成分」を配合した飲料の経口摂取によるアトピー性皮膚炎の改善および、肌のかゆみ・保湿力の改善が、一般財団法人日本臨床試験協会によるヒト臨床試験により認められたとのニュースもあります。
「MRE成分」とは、自然豊かな九州で採取された微生物を研究する過程で発見されたMRE菌により、チャーガ、キャッツクロー、田七人参、紅景天、アガリクス、霊芝、マカ、イワシ、フィッシュコラーゲン、キトサン、にんにく、冬虫夏草など12種類の生薬由来等の原材料を発酵分解してつくる、世界34カ国で特許を取得した自然免疫増強組成物(日本特許庁:2012年8月23日特許登録済)です。
「MRE成分」は、アレルギー症状と関連する免疫の暴走の抑制のほか、免疫の活性化などさまざまな可能性が期待されています。
2018年に同協会が行った、12週間の摂取前と摂取後の肌の経過を見た介入群(MRE成分経口摂取)の試験では、アトピーの改善が確認されています。
チャーガで始める健康管理、注視していきたいですね。同時に健康増進で「中から美しくなる」効果も期待できます。MRE成分、抗酸化力が高い成分は老化に伴うシミやシワなどを抑えるといわれています。メラニンは太陽光線のフィルター効果があり、非常に強い抗酸化作用があります。