季節を分ける節分

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節分の日ですね。

旧暦では、1年の始まりの日とすることから、古くよりこの日は重要視されてきました。

毎年2/4頃が立春となりますが、立春の前日を節分としています。

節分と言えば、豆まき。
豆まきや柊鰯で邪気を追い払い、年齢の数だけの豆や恵方巻を食して、福を呼び込みます。

節分とは、季節を分けるという意味でもあります。
二十四節気立春立夏立秋立冬の前日は、すべて節分です。
室町時代以降、1年の始まりである春の節分が最も大切な日とされてきました。

季節の変わり目には、邪気が家に入ってきやすいということから、豆まきをします。
これは、古代中国で疫病を追い払うための追儺という儀式が由来のようです。

豆をまくというのは、魔を滅するからきているのだとか。。
豆は丈夫で、福豆として縁起が良いとされています。
地域によっては、殻付きの落花生を使用するところもあるようです。

豆は豆でも煎った豆を使用するのは、拾い損ねた豆から芽が出ると邪気が芽を出すということで縁起が良くないとされているためです。
豆まきで使用した豆は、最終的に1日経った後拾いますが、白い紙に包み、塩で清めると良いと言われています。

この様に、伝統的な風習や食材には、意味が沢山あります。
意味を知って迎える節分は、きっと灌漑深いものになると思います。

また、その他の風習も意味を知ることでまた違った印象となり、楽しみですね。

新しい1年が始まります。
皆様にとって素晴らしい1年となりますこと、お祈りしています。