甘草の持つ効果

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甘草は、グリチルリチン酸含量が高く、甘みは砂糖の150倍と強いです。

醤油、味噌、漬物、お菓子、飲料、酒などの甘味料として、また化粧品や入浴剤などにも配合されています。

中国東北部から、中央アジアおよび南ヨーロッパの乾燥地に分布する植物で、世界的に古くから生薬として用いられてきました。
日本での栽培は少なく、日本国内で消費される甘草は大体が輸入となっています。

様々な用途に加工される甘草ですが、日本では漢方薬として煎じて飲まれることが一般的に知られています。
風邪の引き初め、筋疲労時に飲むイメージですが、実は、美白や美肌にも役立つと言われています。

女性は特に年齢を重ねると、エストロゲンの分泌量の減少があります。
エストロゲンが皮膚にもたらす作用は、皮膚含水量、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の合成などが挙げられます。
甘草を始めとするマメ科の植物には、エストロゲンと同じような構造を持つ物質が含まれており、甘草は、最近では油容性甘草エキスとして化粧品の一部に配合され、老化防止作用などの観点からも注目されています。

料理として使用される方もいらっしゃり、元祖お料理系YouTuberとして大人気の「きまぐれクック」さんの動画でも、甘草が取り上げられていました。
https://www.youtube.com/watch?v=Fm4at7YidNI

ご興味のある方は、視聴して見てみて下さいね。