立秋

8/7頃、立秋を迎えます。

立秋の行事事と言えば、夏休みにお盆です。

ご先祖をこの世にお迎えする、迎え盆時には早く迎え入れたいため、足の速い馬に見立てた、きゅうりを、あの世にお見送りする、送り盆時にはゆっくり帰っていただくため、足の遅い牛に見たてた、なすを飾ります。

きゅうりもなすもこの時期にいただく旬ものです。
沖縄では、さとうきびであったりと地域ごとにお供えする野菜などに違いがあるようです。
精霊馬は、お役目が終われば、昔は川や海に流していたそうですが、土に返すという意味で、家の敷地や畑に埋めるという地域もあったようです。

立秋の時期に食される旬ものと言えば、おくら、冬瓜、とうもろこし、えだまめ、ナス、すいか、桃、いちじく、ところてん、そうめん、うになどです。

スイーツが好きな方であれば、桃やイチジクの収穫に行くのも良いですね。
美味しい桃の特徴は、赤く白いぶつぶつがあるもの、左右対称で形の良いものなのだとか。。
ケーキにしたり、ヨーグルトにまぜたり、他の果物と混ぜて一緒にいただくのも最適です。

食欲がないと感じられる方は、おくらやナスがおすすめです。
おくらはもともと夏バテ予防に適した食材として知られています。
収穫できる様になった時に、食べておくのも良いかも知れません。

とうもろこしやえだまめは、9月頃までが旬です。
鮮度の良いみずみずしい時に是非召し上がってみてください。

まだまだ暑いですが、暑さに負けず、暑い夏を乗り切っていきましょう。

梅雨明け

毎年、気象庁から梅雨入り、梅雨明けの予想が発表されます。
今年の予想では、最も梅雨明けの遅い地域でも7月末にあけると言われています。

梅雨と言えば、長雨ですが、長雨により体調を崩されたことはないでしょうか?
人によっては、頭痛、めまい、だるさ、むくみといった症状を感じるようです。

気圧の乱れによって発生する痛みを、天気痛、低気圧不調と言い、気圧、風、湿度、日照時間、降水量、雷といった気象による変化によって体に不調が発生することを気象病と言います。

雨とは限らず、曇りでも言えることで、気圧による変化でこういった症状を感じられる方も少なくありません。
日頃から、気象予報などをチェックするのが良いでしょう。

辛い状況であれば、病院に掛かりましょう。
頭痛薬などを持ち合わせる方もいらっしゃいますが、自分に合った解決方法が見つからない方もいらっしゃいます。
まずは、体を休め、十分な休息・睡眠を取るよう心がけましょう。

気象病が発生するメカニズムは複雑です。
また、気圧の微妙な変化で感じるものは人それぞれです。

予防や改善のために出来ることとしては、先述にある休息や睡眠以外にも、生活リズムを整えることも大切です。
また、適度な運動、朝に熱めのシャワーを浴びる、夜は朝に比べてぬるめのお湯にゆっくり浸かるのもお勧めです。
就寝3時間前までには夕食を終えるようにし、温かいものや野菜中心のメニューが良いでしょう。
運動が出来ない場合は、マッサージ、ツボ押しでも対策可能です。
交感神経と副交感神経について理解することで、セルフケアが出来ます。

ストレスを感じやすかったり、生活習慣が乱れていたりすると、自律神経が乱れやすいと言われています。

自律神経を整えるのに最適な食べ物は、炭水化物、乳製品、肉、魚、大豆、刺身、レバー、納豆、ハーブティー、ガム、カルシウムを含む食材、食物繊維などが挙げられます。

天気痛、低気圧不調、気象病の有無に関係なく、日頃から食べ物に気を遣うことが出来たら良いですね。
季節の変わり目は、体調を崩しやすいため、十分に気を付けていきましょう。

 

富士山の山開き

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7/1に、吉田ルート(山梨県側)が山開きとなります。
次いで、御殿場・富士宮ルート(静岡県側)が山開きです。

登山シーズンは、ツアーなども組まれ、多くの人でにぎわいます。

山開きから約2か月が登山のシーズンです。

山開きに合わせて、登山ルートは歩きやすく整備されていますが、気候の変化により夏でも時間帯によっては気温が急激に下がることも予想されますので、持ち物には十分な配慮が必要です。

特に、普段山に登らない方で軽装で山登りに出掛けようとする方がいらっしゃいますが、大変危険です。
夏でも、防寒着などは必須です。
安全に登山するため、念入りに準備をしましょう。

それぞれのルートで山開きは若干の日付の前後がありますが、閉山日は同じです。
7月前半は、梅雨の真っただ中である場合があるため、天候には注意しましょう。

マイペースに登りたい方は、お盆や週末などを避け、平日に行くことをお勧めします。
人で込み合う日は、山小屋もすぐ予約でいっぱいになるため、余裕を持ってスケジュールを組んでおきましょう。

初心者の方は、山に慣れた方と登るのが良いです。

それぞれのルートで日の出の予想時刻をチェックしておくと便利です。
混雑し得る時間帯は、吉田ルートの8合目であれば16~17時、23~25時です。
夕方に小屋に到着し、少し仮眠をとってまた深夜に再出発するという方が多いです。
ご来光を拝めるとあり、この時間帯には渋滞が予想されます。

富士山とは言わずとも、健康のために、運動を始めるのもいいですね。
健康維持のため、足腰を鍛えるというのは大変お勧めです。

父の日

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6/19は、父の日です。

アメリカが発祥の地です。
アメリカでは、父の日は家族と共に過ごす日としての位置付けです。

お隣の韓国では、父の日としてはなく、5/8に父母の日があるようです。
カーネーションと他のギフトと共に感謝の念を込めて、贈るそうです。

中国では、お花よりも電化製品を贈ることが人気があるようです。

日本では、母の日と同じで、感謝する日としてお祝いされています。

父の日のプレゼントで人気のあるものは、お酒、飲料、お菓子、食品、リラックスグッズ、ファッション、小物、スポーツグッズ、寝具などです。

一方、世の中のお父さんにアンケートを実施した結果では、お酒、お菓子、グラス、生活雑貨、コスメ、ファッション、ビジネスグッズ、健康グッズ、特にないという答えでした。
特にないというのもあることから、贈り側が考えて贈るのが良さそうですね。

お酒が飲める人であれば、お酒を贈り、一緒に晩酌を楽しむというのも最高のプレゼントですし、甘党であれば、スウィーツなども良いです。
ビジネス関連で使用出来るものや、入浴剤などリラックス出来るものも好まれています。

子供から父親への感謝ともなれば、母の日と同様、皿洗いだったり、肩たたきだったり、手紙を贈るなどもあります。

世界により、父の日の位置付けや、お祝いの日などは異なります。

家族で食事に出掛ける、ゆっくり家で過ごす、美味しいものを食べるなど楽しく過ごすと良いですね。

和菓子の日

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6/16は、和菓子の日です。

1と6の数にちなんだ菓子、餅などを神前にお供えし、疫病を除け、健康祝福を祈誓した嘉祥に由来します。

室町時代、慶長、江戸幕府などこぞって当時の武将は、嘉祥のお祝いをされていたことが書物に記されています。

民間においても、嘉祥喰と言って、10文のお金でお菓子や、餅を16個食べる風習がありました。

また、16歳になったものはこの日から振袖ではなく詰め袖にしたり、この日に採った梅の実で作った梅干を旅立ちの日に食すことで災難を逃れるとも言われていました。

明治時代まで嘉祥にまつわるお祝い行事は、続いていたことが分かっています。
以降廃れてしまいましたが、1979年に復活し、現代では、和菓子の日として伝統が受け継がれているのです。
厄除けと招福を祈ります。

ここ数年、新型コロナウイルスが脅威をふるっていますが、疫病除けでもある小豆、アマビエの焼き印が入った和菓子などが厄災除けとして販売されています。

小豆には、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、ポリフェノールの栄養素があり、厄除け、無病息災として、お彼岸や少正月にも活用されています。

一般的な和菓子は、水分量と保存性により3つに分類されます。
生菓子は30%の水分量があり、半生菓子は10~30%の水分量、千菓子は10%以下の水分量といった具合です。

代表的なものを挙げると、生菓子であれば、どら焼き、あんみつ、ところてん。
半生菓子であれば、最中、ようかん、甘納豆、栗きんとん。
千菓子であれば、ボーロ、せんべい、かりんとう、こんぺいとうが有名です。

水分が少なければ少ないほど日持ちをします。

あなたのお気に入りの和菓子は、何ですか?
和菓子は、繊細で華やかな種類のものが多く存在しています。
見た目からも和を感じてみてください。

 

母の日の起源

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5/8は、母の日。

母の日の起源はアメリカにあるとされています。
1907年は5月。
アメリカのフィラデルフィアの教会で、アンナ・ジャービスという女性が自身の亡き母を追悼したいということから、教会の参列者にカーネーションを配ったことが始まりとされています。

アンナ・ジャービスの母は、アメリカで19世紀の後半から20世紀初頭にかけて活躍していた社会活動家。
南北戦争下で、敵味方問わず負傷した兵士などの看護を母の日ワーククラブという公衆衛生運動団体の基行っていました。
アメリカの平和に貢献した人物の1人として知られています。

娘のアンナは、母への敬意を表すと共に追悼の念を込めて、母が生前好きだった白いカーネーションを配ることになりました。
自身の母にのみならず、世界の母、1人1人が母という存在に感謝をし、敬意を払う日と定義付けました。

その後、1910年に、アンナの出身地であるウエスバージニア州州知事が、5月の第2日曜日を母の日とする宣言を行い、1914年には、アメリカ議会によって正式に母の日と制定しました。

日本も同日が母の日です。

カーネーション花言葉は、女性の愛。

春から5月にかけては特に、様々な種類の花を目にすることができ、色、形、香りなど多種多様な表情が楽しめる時期でもあります。
母や祖母、身近な人にお花をプレゼントし、感謝や幸せを分かち合える日となれば良いですね。
素敵な1日をお過ごしください。

八十八夜

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立春の日から数えて、88日目の日を八十八夜と言います。

二十四節気でいう雑節です。
八十八夜の数日後には、立夏となります。
この頃を目安とし、農作業を行う、種まき、田植えの準備、夏を迎えるにわたっての準備などを始める時期としていました。

農作業ということで、米のことを考えると、八十八の字を全て組み合わせると米となります。
また、8は末広がりで幸運を意味します。
そういったことから、特に農業に携わる方々にとっては縁起の良い日となっています。

八十八夜の別れ霜、八十八夜の泣き霜と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか?
この頃は遅霜が発生し得る時期でもあります。
実際、5月も半ば頃までは、遅霜の被害が発生する地域も存在しています。
農家の人々に対しての注意喚起も込めて、雑節が定められています。

この日に積んだお茶を新茶と言い、八十八夜に新茶を飲むことで無病息災を願い、長生きするとも言われています。

お茶の温度や蒸らす時間にこだわると、美味しいお茶がいただけます。
そして、味と共に大切なのが香り、香りも楽しむことで、リラックスした気分を味わえます。

湿気などは厳禁ですので、缶や瓶、タッパーなど密閉出来る容器に入れて、冷暗所にて保管することをお勧めします。
長い期間で香りそのままに美味しいお茶が味わえますよ。

新茶を入れてほっと一息。
皆さんもいかがですか?